卓越修了生の東京農工大学工学研究院先端機械システム部門の河端征大助教（2024年9月修了）と、同部門の笹原弘之教授（河端さんの元指導教員）が、2024年10月にICPE2024（The 20th International Conference on Precision Engineering）において、「ICPE2024 Excellent Paper Award」を受賞しました。

■受賞名
ICPE2024 Excellent Paper Award

■受賞概要
・受賞題目
“Development of deposition height control system for GTAW-based additive manufacturing”

・受賞論文内容の概要
アーク溶接を応用した金属積層造形（Wire and arc additive manufacturing）では、アーク放電の熱により溶融させた金属を1層ずつ積み重ねていくことで3次元形状を造形します。ただし、溶融金属を扱うため造形高さを一定に保つことが難しく、造形の安定性が低いという課題がありました。この課題に対して本研究では、入熱量を操作することで造形高さを制御するシステムを開発し、本システムの適用により造形の安定性を向上できることを明らかにしました。

公益社団法人 精密工学会　ICPE2024
https://www.jspe.or.jp/custom-event/icpe2024-the-20th-international-conference-on-precision-engineering/

下記の東京農工大のホームページもご覧ください。
東京農工大学ニュース
https://www.tuat.ac.jp/NEWS/winning/20250206_01.html