新産業/新分野創出に挑戦するための運営体制
本学では、学長ビジョン「世界が認知する研究大学へ-世界に向けて日本を牽引する大学としての役割を果たすー」の実現に向けて、次の4つの機能強化戦略を掲げ、教育研究に邁進中です。
① 世界と競える先端研究力の強化、
② 国際社会との対話力を持った教育研究の推進、
③ 日本の産業界を国際社会に向けて牽引、
④ 高度なイノベーションリーダーの養成
①、②はグローバルイノベーション研究院が、③はディープテック産業開発機構および先端産学連携研究推進センターが、④は未来価値創造研究教育特区が連携体制を組んでいます。
グローバルイノベーション研究院は、世界トップ研究者による食料、エネルギー、ライフサイエンスの3分野を研究重点分野と定めて各分野に戦略的研究チームを結成し、海外トップ大学から外国人教員を招いて雇用し、国際共同研究を実施して、卓越した国際共著論文を輩出しています。ディープテック産業開発機構は、イノベーション創出に向けて研究シーズの事業構想化支援を目的としています。先端産学連携研究推進センターは、本学の学術研究支援を目的とし、共同研究等の促進を図り、知的財産の保護及び活用を推進する組織です。未来価値創造研究教育特区はイノベーション推進機構を前身とし、国際社会に新たな価値を創造・提案し、その価値を社会に定着させることができる実践力を持ったイノベーション人材を育成することを目的とした組織です。これまでも未来価値創造研究教育特区が主催するビジネスピッチコンテストを卓越大学院が共催するという形で連携を行っています。
本学卓越大学院プログラムの運営にあたり、これら組織を横断する組織として「卓越リーダー養成機構」を設置し、外部評価委員会を置いて、PDCAサイクルと検証・改善の仕組みを確立しています。また、国内外連携機関が参画して、新産業創出を目指したコンソーシアムを組織し、新産業/新分野創出に挑戦する体制を作っています。