卓越生 河野啓太さんが第34回日本ダニ学会大会で「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました

東京農工大学農学府農学専攻の河野啓太さん(修士課程2年、佐藤俊幸研究室)が、2025年9月28日に開催された第34回日本ダニ学会大会において、 「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました。
河野さん、おめでとうございます!

●河野さんの発表タイトル:
「マダニの宿主臭気への応答は宿主特異性で異なる?」

●発表内容:
マダニの宿主特異性は、特定の動物に寄生するものから、分類群を超えて様々な動物に寄生するものまで非常に多様です。
では、マダニはどのようにして好みの宿主を認識して選択するのでしょうか?
マダニは足にある感覚器官で動物の匂いを知覚します。
本研究は、匂いによってマダニが好みの宿主を認識・選択すると仮説を立てて、宿主特異性の異なるマダニ種間で動物の匂いへの反応を比較しました。
その結果、特定の動物への宿主特異性の高いマダニほど、その動物の匂いをより好むことが示唆されました。

●受賞名:
ベストプレゼンテーション賞(BPA)

●受賞日:
2025年9月28日

●学会開催名:
第34回日本ダニ学会大会
https://taikai.acarology-japan.org/34-2025/ja/ (大会ページ)
https://taikai.acarology-japan.org/34-2025/ja/bpa/ (受賞者発表ページ)

東京農工大学ニュース
https://www.tuat.ac.jp/NEWS/activity/20251003_04.html