東京農工大学工学府産業技術専攻修士課程2年の齊藤研一さんが、2024年2月29日に開催された「アイディアとテクノロジーで未来をつくるピッチコンテスト“アントレプレナーチャレンジ“」において、リジェーネ賞と福島県復興シンボルキャラクター「キビタン」賞をW受賞しました。
おめでとうございます！

齊藤研一さんは、同じく卓越生の富田雄介さん（工学府応用化学専攻博士後期課程1年）らと『モバイルボトリングサービスによる清酒の輸出促進と米の用途開発』について、ピッチプレゼンテーションを行い、上記賞を授与されました。
このコンテストでは、学内外のメンタリングを経て選ばれた10組によるピッチプレゼンが行われ、各受賞者が選ばれました。

受賞ビジネスプラン：
『モバイルボトリングサービスによる清酒の輸出促進と米の用途開発』

概要：
本事業案は、トラックに瓶詰装置などを搭載して酒蔵に出向き、製造を部分的に代行するものです。
酒蔵は設備投資を抑えられるだけでなく、最新の技術により香気成分の減衰を防ぐことで、清酒の付加価値を向上させることができます。
また、付加価値の高い清酒の輸出を促進することにより、世界から対価と賞賛を酒蔵に還元することで、清酒産業を通して地方の文化と経済を活性化させます。
そして、清酒生産の拡大に伴う酒米生産の拡大によって、食料自給率の向上をめざします。

コンテストの各賞受賞者の詳細については、こちらをご覧ください。
コンテスト当日の動画もご覧になれます。
https://www.tuat-flourish.jp/topics/event/3218/

学報第662号（2024年3月発行）
https://www.tuat.ac.jp/outline/disclosure/univ-report/2023/20240229_01.html