卓越生Kaysa Faradias Mahiraさんが第14回日本女性科学者の会で「学生優秀発表賞」受賞

東京農工大学の工学府所属のKaysa Faradias Mahiraさんが第14回日本女性科学者の会で「学生優秀発表賞」を受賞しました。

Kaysa Faradias Mahiraさん、おめでとうございます。

   

 

■ 受賞内容: 学生優秀発表賞

■ 発表者: Kaysa Faradias Mahira (工学府 生命工学専攻)

■ 参加会議: 第14回日本女性科学者の会.

■ 発表題目: 抗がん剤サポニンOSW-1のオキシステロール結合タンパク質関連タンパク質(ORP)ファミリーへの役割について

■ 内容: この研究は、OSW-1という天然由来の抗がん作用化合物に着目しています。OSW-1は、がん細胞を死滅させる効果があることが知られていますが、その標的や作用機序については、現在も解明されていません。抗がん剤の標的を特定し、その作用機序を理解することは、抗がん剤の効果をより高めるために、医薬品開発において最も重要な課題となっています。薬剤の機能、標的、作用機序を包括的に理解することなく、特定の薬剤を開発することはできない。本発表では、OSW-1 の抗がん作用のターゲットと推定されながら、OSW-1 との内因性結合や作用機序が不明なオキシステロール結合タンパク質関連タンパク質ファミリー(ORPs)メンバー、OSBP および ORP4 の機能関係と、CETSA を用いた OSW-1 結合活性の解析について紹介します。

■ 受賞日: 2022年12月4日

■ 日本女性科学者の会 ホームページ

     https://sjws.or.jp/