農工協創プロジェクト活動 稲わらペレット燃焼実験、2021年12月24日、2022年1月18日

須藤達也さん(D1)、章燕瀛嬌さん(M2)、東谷拓弥さん(M2)、千装公樹さん(D1)による「エネルギー循環型の次世代農園モデルの確⽴」チームが、農工大府中キャンパスFM府中(附属農場)で、稲わらペレット燃焼実験を実施しました。

屋内で作物を栽培する施設園芸は、天候に左右されないという利点の反面、多量のエネルギーを消費するという課題があります。本実験は、農業残渣のひとつである稲わらを施設の暖房等に活用できるか検討する基礎データを集めることを目的としています。稲わらから作成したペレットをペレットグリルで燃焼させ、燃焼持続時間と灰発生量を測定しました。さらに、一般に流通している木質ペレットを用いた場合、および木質ペレットと稲わらペレットを混合した場合の測定も行い、結果を比較しました。これらにより、エネルギー循環型次世代農園というビジネス確立につなげることも目指しています。